- ことはじめ。
- ・カーラン君…天涯孤独の18才。親はケチな外人夫婦だったらしく彼に遺産も言葉も文化も残さず早死にしたらしい。顔だけ外人。ナカイタダシ(ばいアカレン)のような生き物と思われる。性格は日向くん曰く「うちの祖父のような性格」。結構口煩かったり。大検を突破し、学費をためるべく過酷な新聞配達のアルバイトに就いていたが、ある日拾った宝くじの束が連番で当選。獅子座の彼は帝王のように暮らすべく30F建てのマンションの最上階をフロアすべて買い取る。…が、意外に貧乏性が抜けない上やめる機を逸してバイトも続けている。日向君の浪費が激しくなるとコンビニバイトも追加…笑。窓からは晴海や幕張や有明などの聖地がのぞめるという噂も。
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- ・ペントハウス…カーラン君が買ったマンション最上階のお部屋。日向君と楽しむために目を覆うようなカスタマイズがなされている。特に風呂はとんでもない。玄関口におもちゃを置くのはイケナイということで、オトナのおもちゃはベッド下に移動…笑。/そもそも「葵の間」では邪魔が入るし、遭難したら救助されなけりゃならんのが悲しいという理由で設定された。
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- ・日向君…近隣では知らぬ者のない旧家のおぼっちゃま。元気で手癖の悪い親父がばりばり作った子供の一番下。男ばかりの兄弟なので、「一人くらい俺にくれないかなあ…」とカーラン君は可愛い猫の子みたいに思っているらしい。しかし本人可愛いわりにかなり…な性格。現役高校生で学校では生徒会書記をつとめる。カーラン君とは中学時代の同級生で、新聞配達中のカーラン君と再会、激しい電話攻勢で口説き落として今に至っている。なお、再会したとき誤達のお詫びにカーラン君が差し出したのは販売店のゴミ袋だった。
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- 冬の花火・1
- ・シャム猫…青い目の猫で名前はシグルド。マンションの下の階に実家があるらしいが、チビのころいっちょまえにナワバリ争いをしてぼろぼろになってエレベーターの前でへばっていたところを、かねてから片思いしていたカーラン君が攫って来てしまったらしい。怪我がなおったあと実家に返そうとエントランスホールに涙をのんで捨てて来たカーラン君だったが、シグルドは猫カンの値段が気に入ったらしく、ちゃんとカーラン君の帰りをエレベーターの前で待っていたという。なお実家には色違いの弟猫もいるらしい。/色黒の同級生とか先輩が登場して日向くんを連れて行かない様に当方が犬猫指定強行…だったことはあまり知られていない…笑。
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- ・黒毛のレトリバー…名前はジェス。バイト先で知り合った人からもらったらしい。もらいものだが血統書付きだそうである。カーラン君が自分で育てた御自慢の一匹。ハマりがちな主人を元気づけてくれる陽気で賢い名犬である。シグルドとも良好な仲。
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- ・やったりやられたり…当方の趣味です。一方通行の方、ごめんなさい。多分本当はあなたがただしいのかも…。
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- 冬の花火・2
- ・カールのにおい…当方もちょっと味わってみたい…笑。それはさておき、日向くんはどうやらこれでスイッチが切り替わるらしい。
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- ・玄関先…オトナのおもちゃは日向くんがお兄さんの雑誌を見て通信販売で買ったのだが、六道家に届けてもらうと親とか兄達が開けてしまうので、カール宅に届けてもらったらしい。何だろうと思って宅配荷物を玄関先で開けたカールは、衝撃のあまりパニックに陥ったらしい。電話で日向くんに訴えたものの、その後もどうしていいかわからずしばらく玄関にそのまま放置してあった。/一週間待たされるといてもたってもいられなくなって金曜日の夕方は制服姿の日向君が玄関先で天国送りにされてたことも。
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- 冬の花火・3
- ・風呂…こんな悲しい別れ話をしている二人だが、実は周囲にはソープ椅子だとかエアマットだとかローションだとかが整然と並んでいるのかと思うとなかなか複雑である。風呂はどうやら一緒に入るのが習慣らしい。
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- ・冷蔵庫のミネラルウォーター…日向君が入り浸りになる前はこれとサラミとチーズと牛乳、あとはなぜかドレッシングとマヨネーズくらいしか入っていなかったが、最近は朝の聞達の帰りに市場に立ち寄っていろいろ買い込んできているらしい。可愛い日向くんの栄養状態を心配するカーラン君は、飼い主としては立派な人である。…ちなみにカルピスもあるという未確認情報もある。
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- ・ベッドルーム…日向君が来る前は人並みに花柄の布団カバーやら色無地のシーツやら敷いてたカーラン君だが、ある日「マルサの女」を見て「そうかもしれない」と思い、黒のサテンで統一してしまった。薄暗い状態だとどこがベッドなのかわからないらしい。ベッドそのものもある日突然でかいのに買い替えて、聞達の給料の高さを忍ばせた。部屋に合うようにということでドームの蝶紋ランプのレプリカ(もちろん青)を17万で買って使っているらしい。日向君は「どうせコピーなんだし、ガレの黄色にしましょうよ」と我侭を言ってカーラン君をこまらせている。ガレの蝶紋の黄色は電気をつけるとカーラン君好みのアイヴォリー系なのだ…という嘘か本当かよくわからないのを日向くんはどっかで聞いて来たらしい…が、カーラン君にそのことは言っていない。/機械の尻尾やふかふかのお耳をつけた日向くんを寝ぼけてお散歩させたことがあるお部屋…笑。
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- 夏は花火
- ・アイス…キッチンプレイの切り札。普段はサラダなどをカーラン君にもりつけてたべているが、野菜類は犬猫に無視されがち。このほかダイニングキッチンのテーブルではハチミツプレイ・卵プレイなどが行われたもよう。プレイ後、昔のパルコのコマーシャルのように不機嫌そうに雑巾で床掃除する二人に「男の子って、イイデショウv」なる祝福のキャッチコピーを送りたい。
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- ・猫耳尻尾…イラストでは黒なのだが、実は三毛が正しい。
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- ・首輪…日向くんが面白がってジェスの首輪をはめてみたのが始まり。その首輪が結構古くなっていたので、買い替えるついでに日向君用のものも用意された。色は緑色。この他にシグルドの鈴を通した赤いリボンなども、日向くんのおきにいりの逸品である。
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- ・鎖…主に犬を繋ぐ鎖なのだが、日向君が面白がって買ったおもちゃの一つ。カーラン君も首輪を買い求めたとき鎖が目に入ったが、あまりにあからさまに自分の中に日向君独占監禁欲求があったので、慌てて目を背けて帰って来た。ウチにもどったら例の宅配荷物に鎖が入ってて、生真面目な自分にがっくり…笑。
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- ・花火大会…葵の間のメインイベントの一つ。雷付きの土砂降りで中断になり、びしょぬれになって宿に帰って来ると、宿の人が浴衣を干して西瓜を出してくれて、雷がおちて停電になって、手探りで西瓜を食べさせ合いっこする…というような話でした。お風呂も立派でよい宿でした。そういえばペントハウス設定の理由に「花火も良く見える」というのがあった気も。
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- ・もったいないお化け…これはワイルドストロベリーのイベントか。遭難して、得体の知れない食べ物を前に、厳しく躾けられた日向君がカールに食べることを強要する…とそのような。日向君のうちでは兄達扮するもったいないお化けが実際に出て、自分もやってみたかった日向くんがカール相手にやってみる…といったとても可愛いイベントでした。
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